妹の友達という絶妙な距離感と「兄妹ごっこ」という名の小さな罠——でぶりの本作は、ちょっぴり意地悪で可愛いメスガキ・みらいちゃんに膝枕で耳かきされながら、ゆっくりと”敗北”していく体験型の耳かき ASMR です。
声優・眠音りまさんが演じるみらいちゃんのボイスはバイノーラルマイクでフルに収録されており、導入から右耳・左耳とパートが分かれた構成で約49分。耳かきの種類も耳かき棒・綿棒・梵天と段階的に揃っていて、聴き応えはたっぷりです。
作品基本情報
| サークル | でぶり |
| 声優 | 眠音りま |
| ジャンル | 耳かき・バイノーラル・年下攻め・ささやき・ラブラブ/あまあま |
| 再生時間 | 約49分(本編) |
| 発売日 | 2020年03月12日 |
あらすじ
妹の「ももちゃん」を訪ねてやってきた少女・椎名みらいちゃん。ももが不在だと聞いても動じるどころか、「帰ってくるまで暇だから兄妹ごっこしよう」とあなたの部屋にずかずか上がり込んできます。お兄ちゃんと呼ばせてニヤニヤしてるの?キモー——そんな挑発をしながらも、引き出しから耳かきと綿棒を発見してにっこり。いつの間にか膝枕でゆっくりと耳をかきはじめるみらいちゃんに、あなたは抗う術を持ちません。
元気いっぱいで口が悪くて、でもどこかほんのり甘えたくて——そんなみらいちゃんの矛盾した可愛さが、耳かきの心地よさとセットで押し寄せてきます。お父さんにやってあげた経験があるというちょっとしたエピソードや、「妹だからお兄ちゃんの好きなことなんでもしてあげる」という台詞がじわじわと効いてきて、気づいたときにはすっかり敗北済み。
作品のレビュー
声優・声の質感
眠音りまさんの声は、ちょっと鼻にかかったような明るい高音域が特徴的で、子どもっぽい無邪気さと生意気さが絶妙に同居しています。「キモー」「変態」と言いながら口元がにやついてるのが声だけで伝わってくる、あの感じ。めちゃくちゃ上手です。
挑発的なセリフを言うときでも声の温度がどこか柔らかくて、本当に嫌いで言ってるわけじゃないことが滲み出ているのが憎いところ。耳かき中のささやきは息の混じり具合が絶妙で、耳元でのんびり喋りかけてくれるような距離感。「なでなで」「さわさわ」と自分でつぶやきながら丁寧に施術してくれる場面は、ちょっとだけ年下のお世話をされている不思議な感覚があって、それがまた癖になります。感情の緩急もきれいで、導入部の元気いっぱいなトーンから耳かき中のまったりした声色への切り替えがとても自然です。
トラック1:みらい 導入パート
本作の顔とも言えるパートで、みらいちゃんのキャラクターがぎゅっと詰まっています。「お父さんかと思っちゃった」「何歳?結構年上じゃん」とさらっと失礼なことを言いながらも、「未来一人っ子だからお兄ちゃんいないんだ」と続けるあたりに、ちゃんと人懐っこさが見え隠れします。可愛い。
このパートは会話のやり取りが中心で、音響的にはかなりゆとりのある余白が多め。みらいちゃんの声がするっと耳に入ってくるような静かな空間感です。「耳かきと綿棒だよ、じゃーん」と発見したときのはずんだ声がとても良くて、ここから本番だと思うと心拍数が上がります。「よいしょ、どう逃げられないよお兄ちゃん、未来の膝に頭ゴローンってしてね」——この一言で完全に逃げ道がなくなる感覚、たまりません。
トラック2:みらい 右耳パート
いよいよ耳かきが始まるパートで、左右が完全に独立して動くような強いバイノーラル感が全開になります。みらいちゃんの声が右側からしっかり聴こえてくるのに加えて、耳かきの音が耳の奥でダイレクトに響いてくる感覚がとにかく鮮明。カリカリとした耳かき棒の質感から、綿棒のゴリゴリとした摩擦感まで粒立ちよく聴こえます。
「お母さんにやってもらったことあるから、未来きっと上手だよ」と自信満々に始まるのが微笑ましくて、実際その言葉通り丁寧に進めてくれます。「ごちそうさまでした」と耳かきパートを締めるちょっとおかしな口癖も、みらいちゃんらしさが出ていて笑ってしまいます。音響イベントが次々と重なってくる密度のあるパートで、集中して聴いていると本当に誰かに施術されているような錯覚に陥ります。
トラック3:みらい 左耳パート
右耳パートと比べてやや高域成分が立ちやすく、耳かきの音のシャリシャリとした感触がよりクリアに感じられます。このパートではみらいちゃんの「妹モード」がより深まっていて、「妹だからお兄ちゃんの好きなことなんでもしてあげる」「ズボズボってゴシゴシってこすってあげるから、いっぱいビクビクしてね」というセリフがじわじわと効いてきます。耳ごとの違いを楽しめる構成はなかなか贅沢だと思います。
「ももちゃんが帰ってくるまで」という時間制限を意識した台詞がちらほら出てきて、夢のような時間に終わりが近づいている切なさもほんのり漂います。「できたよ、兄弟ごっこおしまいだね、ありがとうお兄ちゃん」という締めの一言が、思いのほかじんわりと余韻を残してくれました。
